紅・白・ピンクの花を見事に咲かせる本法寺の源平桃。 ハナモモ(花桃)の一品種で「紅白咲分けの桃」と呼ばれるように、一本の木から紅と白とピンクの花びらが一度に咲きます。 ピークは毎年4月の初めの頃。幾重にも重なった3色の花びらが、春の本法寺を彩ります。
川端康成の小説「古都」の舞台ともなった、京都北山。
夏の暑さも過ぎ去り、庭に足の長くなった陽光が射すと
いよいよ秋の到来です。 庭全体から緑の鮮やかさが薄れていき、くすみを帯びていきます。
楓の紅葉や虫の声、風になびくススキの葉。 この季節の主役たちが本法寺を秋色に染めていきます。