今月24日には、報恩講のお勤めがご本堂にて勤まりました。コロナウイルス感染症のリバウンドが懸念される中、住職及び参勤僧侶のみにての山内勤めという形式です。当日は秋晴れで気温も上がり、もしお檀家さんのご参詣があればさぞかしいい日和であったと思われました。
withコロナの時代という文言の定着度も、それに伴う働き方や生活様式にも、もはや慣れてしまっていることに少なからず驚かずにはいられません。お檀家さんが年回法要やご葬儀をなさる場合は、すでにお人数を制限されてお寺にお申し込みをされます。しかしお寺主催の法要の場合は、広くお檀家さんにご案内をするという趣旨を変えがたく、中々ご案内の人数制限が難しい面があり、昨年同様にお檀家さんのご参詣は頂戴しないという形式となりました。withコロナの時代、お寺主催の法要をどのように積み重ねるか、さらに熟考を続けていきたいと思います。
小日向本法寺サイト担当 白椿(しろつばき)